現在、日本の平均寿命は世界のトップになっています。男性:78.32才 女性:85.23 才
阿倍野歯科医師会では、高齢者の方々が『食べる悦び』を永く維持できるよう
サポートしています。(往診)
家庭や施設で、体が不自由になり、自由に歯科医院へ通院することが困難な方は、是非ご利用下さい。
対象となる方
@阿倍野区に居住しておられる、65歳以上の方で体が不自由なため通院が困難な方。
A阿倍野区内の病院・施設に入院・入所している方で、体の不自由
もしくは、病気のため通院が困難な方。(病院・施設の管理者の承認が必ず必要です。)
B40歳以上で、@・Aに準ずる状態にある方。
診療内容
全身の健康状態により、治療内容に制限があります。訪問診療で治療が困難な場合でも、
連携病院・かかりつけ医の支援を検討します。
・入れ歯のトラブル
・痛みのある方
・腫れ・出血のある方
上記の症状で、食べることが困難になっている方は、まずご連絡下さい。
治療費
健康保険が適用されます。
65歳未満 |
3割 |
65〜70歳未満 |
1割又は3割 (ご本人の収入により異なります) |
70歳以上 |
1割又は2割 (ご本人の収入により異なります) |
*公的な給付を受けている方は自己負担はありません。
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担当歯科医師
・かかりつけの歯科医師があれば申し出てください。(阿倍野区内)
・阿倍野歯科医師会所属の歯科医師をご紹介致します。
申し込み方法
お申し込みは下記のところまで。
阿倍野歯科医師会 |
06-6624-1815 |
(ケアステーション) |
介護保険との違い
・介護保険を用いて治療は行えません。健康保険を適用することになります。
(歯科訪問診療と同じ費用)
・歯科医師や歯科衛生士による、歯や口の中の管理指導に若干の違いがあります。
・歯科訪問診療は、介護の認定を受けていなくても利用できます。
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なぜこのサービスが重要?
身体の自由が、長期間奪われていると口腔内の環境にさまざまな影響が出てきます。
・清掃が不十分なため、ふけつになる。(歯や粘膜や義歯)
・体力の消耗等で、うまく唾液や食物・飲料を飲み込めない。(嚥下障害)
・適切な体位を取れない為、うまく飲み込むことができない。(誤嚥下)
・唾液の減少や、体力の消耗によりくる粘膜の障害により、摂食時に疼痛がある。
(摂食障害)
上記のさまざまな、不具合により悪影響が出てくる。
・むし歯・歯周病などの口腔疾患
・摂食障害より、栄養不良をおこす。(脱水症状)
・嚥下反射の鈍化
・細菌性心内膜炎や誤嚥性肺炎等の2次感染をおこす。(このケースは危険です)
・口臭を生じ、対人関係を損なう。
定期的・継続的なケアーを受ける事により、対象者生活環境や人間関係が改善される。
・疾病予防(口腔領域・全身疾患)
・摂食・嚥下が改善され、栄養改善が得られる。
・対人関係の改善
・生き甲斐・自立意欲の改善
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